契約社員と正社員は雇用期間が違います!その3つの違いについて

はじめに

契約社員と正社員には雇用期間や転勤の有無、副業の可否や給与など様々な点に違いがあります。

労働者の状況によっては契約社員として働く方が合っている場合もあるので、両者の違いをよく理解した上で仕事を選ぶとよいでしょう。

今回はその2つの違いについて詳しく解説していきます。

目次

正社員と契約社員の定義

契約社員】
企業と雇用期間を定めた労働契約を締結して働く社員の事で、期間が過ぎれば基本的に労働契約が終了します。
雇用期間を定めた労働契約は有期労働契約と呼ばれており、労働者と企業の間で合意があれば契約を更新する事も可能です。

【正社員】
企業と正規の雇用契約を締結している労働者の事で、雇用期間は定められていません。
法律上は正社員という単語が定義されているわけではなく、契約社員やパート・アルバイトなどの非正規社員と区別するために使われています。

正社員と契約社員の違い

1.雇用期間

違い 雇用期間

正社員は雇用期間がありませんが、契約社員は一定の雇用期間が定められています。

実際の契約期間は企業によって異なりますが、半年や1年などとするケースが多く見られます。

労働契約法第18条によると同じ会社で5年を超えて契約更新を繰り返した場合、労働者からの申し入れがあれば無期労働契約に転換する事が可能となっています。

2.転勤の有無

契約社員の場合は基本的に転勤の可能性はありませんが、正社員になると転勤になる可能性があります。

社員の育成や適材適所への人材配置を目的として、転勤を命じるケースも多く見られます。

正社員が転勤となる場合、単身赴任などで家族と離れて暮らす事もあります。

会社の就業規則に転勤がある事が記載されていれば、基本的に転勤命令を拒否する事ができないので注意が必要です。

3.副業できるか

正社員の場合は就業規則で副業を禁止しているケースが一般的ですが、契約社員の副業については企業によって扱いが異なります。

副業を禁止している場合は就業規則に記載されているので確認するとよいでしょう。

稀に正社員でも副業が可能な企業もありますが、トラブルを避けるためには事前の確認が重要です。

契約社員のメリット

1.正社員に近い給与を得られる

契約社員は正社員に近い給与を得る事ができるというメリットがあります。

ただし実際の給与やボーナスは正社員の方が恵まれています。

年齢や能力、実績などが査定されて昇給する機会もあるのが正社員の魅力です。

契約社員は自分のペースで働き正社員に近い給与を得る事ができますが、より収入を増やしたいのであれば正社員になるのがおすすめです。

2.定時に業務を終了できる

契約社員 メリット

非正規の社員として働く場合は雇用契約ごとに条件が異なるため、時間を短縮して勤務する事が可能な場合があります。

早めに仕事を終わらせて子供を迎えに行きたい人や、何らかの事情で必ず定時で退勤したい人には非正規の社員として働くのがおすすめです。

残業があってもより多くの収入を得たい場合には正規の仕事を選ぶとよいでしょう。

3.転勤を命じられない

非正規の社員は基本的に転勤を命じられる事がないので、単身赴任などをする必要がありません。

契約期間中は自宅のある地域で働き続ける事ができます。

契約社員のデメリット

1.雇用期間が限られている

非正規の社員の場合、雇用期間が限られているため長期的に安定して働き続けるのが難しいというデメリットがあります。

確かに雇用期間は更新する事も可能ですが、数回更新したものの次回の更新を拒否されるケースも見られます。

契約更新の時期が近づいてきたら、新しい仕事を探すなど事前の対策を講じる事が重要です。

長期的に安定して働き続けたいのであれば、正社員の仕事を選ぶとよいでしょう。

2.住宅ローンが通りにくい

契約社員 デメリット

住宅ローンの審査では収入や年齢などの他にも雇用形態や勤続年数、勤務先などの確認が行われます。

特に雇用形態が重視されており、非正規社員の場合は審査で不利になる可能性があります。

政府系金融機関やネット銀行などは非正規でも審査に通りやすいのでおすすめです。

契約社員と正社員の違いを理解した上で働く事が大切

違い 理解した上で働く

契約社員と正社員にはそれぞれ異なるメリットとデメリットがあるので、違いを十分理解した上で働く事が大切です。

自分のペースに合わせて無理なく働きたいのであれば契約社員がおすすめですが、より多くの収入を得ながら安定して働き続けたい場合は正社員を選ぶとよいでしょう。

非正規社員には基本的に転勤がないというメリットもあります。

契約社員から正社員になりたい場合は?

非正規の社員から正規の社員になりたいのであれば、働いている会社に登用制度があるか確認するとよいでしょう。

また制度がある場合には登用実績についても詳しく確認してください。

制度があっても評価基準が厳しかったり試験が難しく、正規の社員になるのが難しい場合もあります。

正規の社員に登用された場合の給料や待遇、仕事内容などについても確認しておく事をおすすめします。

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ただ東京で就職活動を行うとなると、費用が多くかかったり、どのように転職先を探せばいいのか分からないという問題があると思います。

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